NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の9日に放送された第7話の平均世帯視聴率が16・4%(関東地区)だったこと10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、大阪にダンサー修業に出たはずの算太(濱田岳)が岡山に帰ってきた。しかし、ダンサーの夢を諦めて家業の菓子修業を始めるわけでもなく、相変わらず勝手気ままな様子。

一方、稔(松村北斗)は雉真繊維の次期社長として千吉(段田安則)から取引先の軍人・神田猛(武井壮)を紹介される。そんなある日「たちばな」にこわもての男・田中(徳井優)が押しかけてきた。借金取りに算太を追いかけてやってきた。金太(甲本雅裕)は激怒。算太は再び、たちばなから姿を消す。