俳優大泉洋(48)柳楽優弥(31)劇団ひとり(44)が10日、都内で、「Netflix Festival Japan 2021」に出席した。

動画配信大手Netflixで配信される「浅草キッド」で出演、監督をそれぞれ務める3人が全世界配信イベントにかけつけた。

同作は、お笑い芸人ビートたけしの誕生秘話。幻の浅草芸人と呼ばれた深見千三郎の下で修業を始め、人気を博してゆくたけしの姿が描かれる。劇団ひとりが監督を務めた。

柳楽はたけしのモノマネで知られる松村邦洋から、たけしの話し方やしぐさの指導を受けたという。「技術的なところが一番のプレッシャーというか怖さも感じました」と役作りの難しさを明かした。

大泉は「見てもらえば分かると思うんですけど、いかに柳楽優弥がすごいか。本当に見たことあるツービートの漫才をそのままやっていらっしゃる。すごいと思いますよ。分かりやすく誰が見ても拍手を送りたくなる。柳楽優弥のすごさが本当に映っている」と絶賛。続けて「それを指導したね、松村さんがすごいんだと思っているんです。松村さんの映画ですよね」と話を脱線させた。劇団ひとりは不満げな表情を浮かべ、「本当はおれがすごいんですけどね」とチクリ。大泉が松村を持ち上げ続けると、劇団ひとりは「違います。ぼくも指導しました」。

それでも止まらない大泉が「松村さん本当にありがとうございました。あなたの映画です」と暴走状態に陥ると、劇団ひとりは「非常に不愉快です」と冷静につっこんで笑わせた。