俳優役所広司(65)が、テレビ朝日系特別ドラマ「女系家族」(12月4、5日午後9時)に出演することが14日、分かった。

同作は、不朽の名作「白い巨塔」などを手掛ける山崎豊子氏の小説が原作。大阪・船場の老舗木綿問屋「矢島商店」で繰り広げられる壮絶な遺産相続争いを描いた。

役所は、「矢島商店」の4代目当主・矢島嘉蔵役を演じる。矢島の愛人役を演じる、宮沢りえ(48)とは共演歴はあるものの、初絡みだったといい「本当に素晴らしい女優さんですから、同じ画面でお芝居ができることを楽しみにしていました。今回は少ない時間でしたがいろいろお話することができました」とコメントした。

同ドラマの脚本と監督を務める鶴橋康夫氏とは、「久しぶりにご一緒した」といい「監督の『スタート!』『オッケー!』の声も、撮影の合間のジョークも相変わらずで(笑い)。懐かしく撮影に臨みました。鶴橋組もスタッフはだいぶ若手に替わりましたが、雰囲気は変わらず。監督が時折出してくれる『大オッケー!』を励みに、今回も頑張りました」と振り返った。