俳優吉沢亮(27)が14日、東京北区の赤羽会館で、主演のNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)のイベント「いよいよ舞台は飛鳥山へ!青天トークショーin北区」に出席した。

イベント後、囲み取材に応じ「お客さんの前で、長い時間みっちりお話をさせていただくということが、青天では無かったので、それが出来たのがすごくうれしかったです。やっぱり僕自身も、しゃべっているうちに『あ、こんな気持ちで芝居しているんだ』とか、自分のなかで気付いたりしました。より『青天を衝け』が好きになったなーと思った会でした」と語った。

収録は昨年7月末に開始し、8日に東京・渋谷の同局スタジオで終了した。“村1番の力持ち”の渋沢栄一を演じるため、60歳の栄一までは筋トレをしたという。イベントでは、最近パソコンを購入した事を明かした。改めてその経緯を聞かれると「多分家でお酒を飲んでいて、ちょっと酔っぱらった勢いで…『新しい事始めよう!』みたいな感覚で買ったんですけど。そもそもパソコンって何するモノなのかもわかっていないので、本当になにもしていないです」と笑った。

パソコンを購入したにも関わらず、今後はアウトドアに興味があるという。「ご時世的にどうなるかわかりませんが、アウトドアな趣味をほしいなって。これだけ長い作品をやらせていただいて、なんかずっとアウトプットな時間、自分の持っているものを出し続ける日々だった気がします。なので、プライベートでもインプットになるようなことをしていきたいなっていう思いは漠然としてあります」と話した。

大河の主演という大役をやり抜いた。学んだことについては「スケジュールがタイトで、せりふ量も膨大で。やらなきゃいけないことがすごくある中で、大河ですから、クオリティーの高いモノを求められる。なんか役者として、声の出し方、せりふの詰め方をすごい考えさせられる時間だったなって。基礎体力が鍛えられている感じがしています。絶対に(今後に)いきてくるだろうなっていう気はしています」と話した。