俳優北村匠海(24)が14日、都内で、主演映画「明け方の若者たち」(松本花奈監督、12月31日公開)の上映会に出席、共演の井上祐貴(25)らと舞台あいさつを行った。

若者たちの青春や恋愛模様を描いた作品で、下北沢や明大前、高円寺などが登場する。北村は「僕自身の思い出も詰まっている。僕がまさに行っていたライブハウスや、音楽が出てきたり。社会に絶望する感じや、なんとかキラキラ生きてやろうと模索していた気持ちを思い出しました」と話した。

特に下北沢に思い出があるという北村。「高校生のころ、みんなが渋谷に遊びに行くところを、僕は下北沢に遊びに行く。サブカルチャーがすべて、サブカルに生きてやると思っていて、前髪パッツンのテクノカットみたいな髪形してました」と笑った。さらに「役者になってからは、飲んで飲んでカラオケ行って、朝やん! と絶望したりする。もんもんとしている中、飲むホッピーのおいしさ、分かりますか?」と、トークは止まらなかった。

何にハマっているかという話題では、北村も井上もゲームを挙げた。北村は「大人になったなって感じるのって、ゲームを自分のお金で買えた時」と振り返った。

原作者のカツセマサヒコ氏も出席。