芸人なかやまきんに君(43)、お笑いコンビコロコロチキチキペッパーズ、元サッカー日本代表前園真聖氏(48)が15日、東京・大井競馬場で、左回りコースレース実施のメディア発表会に出席した。

従来同競馬場で行われる東京シティ競馬(TCK)では、1周1600メートルの右回りのレースが行われてきたが、19日から左回りレースを導入し、世界で唯一の左右両周りのコースとなる。

イベントでは、左右両周りコースという二刀流にちなみ、芸人でボディービルダーのきんに君と、コント・漫才に挑戦するナダル(36)が、競馬場内の特設コースを走って対決した。

やや下腹の出ているナダルに対して、日頃から体を鍛えているきんに君が優位かと思われたが、スタートの合図と同時に飛び出したナダルが、最後まで譲らず、ぶっちぎりで勝利した。

下馬評を覆すまさかの圧勝にナダルは「よっしゃー!」とガッツポーズで雄たけびをあげた。西野創人(30)は「海外のサッカーで乱入している人みたい。バラエティー番組のような映像が見られて満足です」と笑わせた。前園氏も「警備員から逃げている人みたい」と2人の対決を振り返った。

息を切らしたナダルは「初めて来てコースを走るとは。全力でアピールします。CMとかやるようなら全力でやります。靴なめます」と前のめりになった。

きんに君は「記念すべき貴重なイベントで、まさか本当に中を走らせてもらえるとは」と驚きつつ「足腰の筋肉に効く。週3くらいで走らせてもらいたいなと思いました。すごくいい刺激になりました」とボディービルダー目線で話して笑いを誘った。