18日に35歳で急死した神田沙也加さんが「コンダクター」としてプロデュースに携わったアパレルブランド「Maison de FLEUR Petite Robe canone（メゾンドフルールプチローブカノン）」は19日、沙也加さんを追悼するコメントを公式ツイッターで発表した。

同ブランドはスタッフ一同の名義で、神田さんとの日々を回想。「音楽をコンセプトにしたい。彼女らしい一言から2019年秋にブランドをスタートし、シーズンごとに打ち合わせを重ね、共に成長しブランドを育ててまいりました。カノンだから音が大事。と、触れた時の生地の音を確認して素材選びをしたり」「この前こんなコメントがあったんです。とお客様の欲しいものを常に考え、丁寧に大切にものづくりに取り組む姿が印象的でした」と、仕事に向き合う姿を紹介。「スタッフや関係者には必ず立ち上がって挨拶をし、謙虚で礼儀正しく、心の優しい美しい方でもありました」と惜しんだ。

最後は「私たちは、ともに過ごした温かく優しい時間を決して忘れません。スタッフ一同、心より尊敬と感謝の意を表し、お悔やみ申し上げます」と追悼した。

同ブランドは、発足時の神田さんの起用意図について「舞台・ミュージカル女優としても活躍される神田沙也加さんが“指揮者”を意味するコンダクターとして手掛ける新レーベル　ブランド名の【canone－カノン－】は、同じ旋律を一定の間隔をあけて演奏するという意味を示す音楽用語Canon(カノン)からMaison de FLEUR(花の家)に音楽が流れる情景をイメージして名付けました。「淑女の休日」をテーマに、音楽のエッセンスをプラスし素材やデザインの細部までこだわった上品なアイテムを展開します」と公式サイトで説明。サイトのトップページなどに神田さんがモデルの衣装写真などを掲載している。

 

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