嵐の松本潤(38)が17日、都内で、20日スタートのテレビ朝日系主演ドラマ「となりのチカラ」(木曜午後9時)の制作発表記者会見に出席した。共演するジャニーズ事務所の後輩、なにわ男子の長尾謙杜(19)に“愛のムチ”を浴びせる場面もあった。

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会見冒頭で長尾は「すごい緊張しているんですけど、事務所の大先輩の潤くんとのシーンにも注目してほしいです」とあいさつ。松本ら共演者たちから拍手を浴びた。劇中では両親を失い、祖母と2人暮らしの高校3年生を演じる。

ドラマのタイトルにちなんで、自身の力の源を聞かれると、「なにわ男子のメンバーです。グループができてから悔しい思いやうれしい思いもいろいろ経験してきましたので。ずっと隣にいるので。もちろんファンの皆さんも、キャストの皆さんも。皆さんが『となりのチカラ』です」と回答しひと安心した笑顔を浮かべた。

だが、いたずらっぽい笑顔を浮かべた松本から「アイドルっぽいお答えはいただいたんで、別の答えもどうぞ」と無茶振りされると、目を丸くして驚いた。

先輩からの“愛のムチ”を受け、一瞬「ええっと…」と言葉に詰まったが、「おにぎり食べることが多くて。おいなりさんも好きなので。『いなりのチカラ』です!」と答えを搾り出した。松本は「うわ~スベった~」と後輩をイジって、うれしそうに笑っていた。

あらためて松本の背中は大きいか聞かれ、長尾は「びっくりするくらい大きいです。少し怖い方なのかなっていうのがあったんですけど、いざご一緒させていただくとすごく優しくて。関西人なので標準語ができない時とかも、優しく教えてくださいます。潤くんみたいになりたいです」と力を込めた。「スタッフさんへの気遣いとか、お話しの仕方だとかももちろんですし、(ライブなどの)演出のお話も少しさせていただいたりして、潤くんから学べること全て吸収して、グループに持ち帰りたいと思います」と意気込んだ。

一方、松本からは「(長尾は)とにかく好青年。あいさつがものすごい爽やかなんですよ。スタジオ入ってくると声でわかる。それを計算でやっているわけでもなく、心からやっているので」と称賛されたが、「彼と一緒に仕事すると僕の好感度が下がるので、これっきりにしようと思っています」とジョークも飛ばされた。長尾は「ちょとやめてくださいよ~! お願いします!」と訴えていた。

ドラマは遊川和彦氏が脚本を手掛けたオリジナル作品。松本演じる、困っている人が放っておけない性格の中越チカラが、失敗を繰り返しながらも同じマンションの住人たちと関係性を築いていく。現代人に心の癒やしと勇気を与えるような社会派ホームコメディーだ。この日の会見には、上戸彩、映美くらら、ソニン、清水尋也、浅野和之、風吹ジュン、松嶋菜々子らも出席した。【横山慧】

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