落語家の春風亭昇太(62)が、新型コロナウイルスに感染したことを19日、会長を務める落語芸術協会の公式サイトなどで発表した。

発表によると、昇太は18日に喉の違和を感じたため、都内の病院でPCR検査を受診。同日出演を予定していた浅草演芸ホール「二之席昼の部」は出演を取りやめた。現在の体調について、「今のところ喉の腫れを感じるもののそれ以外の不調はなく経過観察を続けており、医療機関の指示に従い随時必要な対応をしてまいります」としている。

同協会は20日まで、浅草演芸ホールを休業することも発表した。「劇場関係者に濃厚接触にあたるものはおりませんが、陽性者と接触した人が濃厚接触者となりえる発症日前2日間、同劇場で同室となった関係者は全てPCR検査を行います」と説明。19日夜席から興行を中止し「場内の該当箇所の消毒を実施いたします。保健所の指示に従い客席への影響はないことを確認し21日以降営業を再開予定です」としている。

昇太は日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時30分)の司会を務めているほか、TBS系ドラマ、日曜劇場「DCU」(日曜午後9時)にも出演している。