小芝風花(24)主演で20年7月期に放送されたテレビ朝日系ドラマ「妖怪シェアハウス」の続編「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪(かい)-」(土曜午後11時)が、4月期に放送されることが20日、分かった。あわせて6月に映画化することも決定。ダブルの発表となり、小芝は「本当に幸せ」と喜んでいる。

弱気な主人公・目黒澪(小芝)がシェアハウス暮らしの妖怪たちに拾われ、成長していく物語。前作で小説家の夢を見つけて共同生活を卒業した澪が、疲れ果てて再びシェアハウスに戻ることになる。

小芝はドラマの第2弾決定に「本当にうれしかったです!」。1作目の撮影中から続編や映画化を期待しており「いろんな妖怪や幽霊もまだまだいっぱいいるので続編できるねという話をしていたんです。その夢がかなうなんて、本当に幸せな気持ちでいっぱいです」と笑みを浮かべる。前作「妖怪-」は小芝にとって初の連ドラ主演作で、主演ドラマが映画化するのは今回が初めて。「この作品を、大きなスクリーンで2時間も見られるんだ!」と喜びをかみしめている。

レギュラーキャストも続投。お岩さん役の松本まりか(37)、酒呑童子役の毎熊克哉(34)、座敷童子役の池谷のぶえ(50)、ぬらりひょん役の大倉孝二(47)が出演するほか、新たな妖怪も登場する。小芝は「とにかくパワーアップしています!」と自信を見せ、「妖怪さんたちが闇落ちするという恐ろしい現象が起きるなど、また前回とは違った楽しさがいっぱい詰め込まれています。新妖怪も続々と出てきますので、どんな妖怪が出てくるのか、ぜひ楽しみにしていてください!」と呼びかけている。

撮影はすでに始まっており、妖怪のメークで演技の勘が戻るという松本は「よりお芝居が濃いめになってきてしまって」と苦笑する。映画化について池谷は「妖怪の姿があんなに大きい画面で登場するかと思うと、ちょっと恐ろしいですね。お子様とか、びっくりしないで見てもらえたら」。

撮影現場は笑顔が絶えず、「そういう風に作った作品が面白くないわけがない!」と毎熊。大倉は「撮影初日だっていうのに、風花ちゃんはもうシーズン3の話もしていた」と暴露して笑わせつつ、「やる気満々ですから!なんとかシーズン3につなげるためにも、いい作品にしたいと思います」と意気込んだ。