NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第57話が21日に放送された。錠一郎(オダギリジョー)がヒロインるい(深津絵里)に別れを告げる衝撃の展開。午後0時45分からの「昼カム」(再放送)を見た視聴者からも悲鳴が上がった。

この日、NHKでは「カムカム」終了直後の午後1時から国会中継が放送された。いつもなら1時の定時ニュースが放送され、冒頭、三條雅幸アナウンサーの「昼ドラ受け」を見ることができた。しかし…。

ツイッターには以下のようなツイートが投稿された。

「三條アナ受けはないのかー」

「あっ三條アナがなかったわ…、どんな顔するかと思ってたのに…」

「三條アナの昼ドラ受けたのしみにしてたのにぃぃぃぃ」

「きょうのは三條アナの受け見たかったなー」

「三條アナを確認したかったわー!」

「国会中継が大事なのはわかります!わかりますけどぉおおぉぉおおおお!!!この心持ちのまま、三條アナの受けもなく週末過ごすの無理ですうぅぅぅうううう」

衝撃の結末だっただけに、視聴者は三條アナの「昼ドラ受け」で思いを共有したかったのだろう。もしも「昼ドラ受け」があったならどんな表情をしたのだろうか。「悲しげな」表情なのか、それとも「怒りの」表情を浮かべたか…。

「昼ドラ受け」と言っても言葉を発するわけではない。クールなイケメンアナが見せる、ほんのわずかな表情の変化に、視聴者はイマジネーションを膨らませる。「昼カム」ファンにとって三條アナの「昼ドラ受け」は欠かせない存在なのだ。

「カムカム」は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。