お笑いパフォーマーで画家のエスパー伊東(61)が介護施設で療養生活を送っていることが30日、分かった。

29日に電撃ネットワーク南部虎弾(70)がツイッターで「連絡が取れない。事件性まで感じてしまう」とつぶやいていたが、所属事務所「オフィス庄屋」代表のお笑い芸人、ビトたけし(58)が日刊スポーツの取材に「大丈夫です。生きています」と説明した。

ビトによると、エスパーは18年に右変形股関節症と診断され、人工股関節を入れる手術を受けた。その入院中に脳梗塞を発症。この時は外科手術でなく、薬で治療。その後に介護施設に移ったという。

「このコロナ禍なので私も1年以上会えていないんです。でも、施設の人と話をして、今週に電話で連絡を取ることに決めました」。エスパーについて「体調は普通だが、脳に認知症の症状が多少出ている」という。

今回、南部のツイッターをきっかけに、エスパーのファンの間で心配する声が上がった。今後については「仕事復帰は難しいけれど、ファンの人には『生きているから大丈夫』と伝えたい。コロナが明けたら、直接彼と会って、映像をファンに伝えられるようにしたい」と話した。