1月31日放送の女優浜辺美波(21)が主演する、フジテレビ系連続ドラマ「ドクターホワイト」(月曜午後10時)の第3話世帯視聴率がビデオリサーチの調べで10・4%(関東地区、速報値)と1日、分かった。個人視聴率は5・8%だった。

浜辺演じる白夜(びゃくや)は、公園で白衣姿で倒れているところを「月刊メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴(柄本佑)に発見される。記憶喪失で、名前以外は分からずに社会性ゼロだが、医療の天才的な知識を持っている。将貴は白夜を妹の晴汝(岡崎紗絵)と住む家に連れ帰り、母親の旧姓から雪村白夜と名乗らせる。正体不明の白夜は天才的な診断力で誤診を覆し、患者の命を救っていく。高森総合病院の高森巌院長(石坂浩二)は病院内の各科から精鋭を集め、診断に特化した総合診断協議チーム(comprehensive diagnosis team)、通称CDTを立ち上げる。娘で内科医の麻里亜(瀧本美織)をリーダーに据え、白夜をメンバーに加える。

原作は樹林伸氏の小説「ドクター・ホワイト千里眼のカルテ」「ドクター・ホワイト神の診断」(角川文庫)。

第3話で、メンバーがそろいCDTが動き始めた直後、小児科に検査入院していた岡本優馬(森島律斗)が白夜と麻里亜の前で倒れた。優馬は、前日に公園の遊具から落ちて頭を打ったが、検査の結果、脳に異常はなく、退院する予定だったという。

CDTのメンバーが集まり、優馬が倒れた原因を探ろうとするが、優馬は気難しい性格で問診もままならない。しかし唯一、白夜にだけは心を開く。

そんななか、病院に白夜の保護者を名乗る女性がやってくる。行方不明だった白夜との久しぶりの再会に喜ぶ女性をみて、麻里亜も将貴も、白夜の身元が分かりホッとする。だが、当の白夜は、自身の記憶をたどった末に、予想外の反応をみせ周囲を驚かせた。