7日放送の女優浜辺美波(21)が主演する、フジテレビ系連続ドラマ「ドクターホワイト」(月曜午後10時)の第4話世帯視聴率が7・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と8日、分かった。

前週の10・4%より2・9ポイント、ダウンした。

初回から11・4%、10・1%、10・4%だった。

浜辺が演じる白夜(びゃくや)は、公園で白衣姿で倒れているところを「月刊メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴(柄本佑)に発見される。記憶喪失で、名前以外は分からずに社会性ゼロだが、医療の天才的な知識を持っている。将貴は白夜を妹の晴汝(岡崎紗絵)と住む家に連れ帰り、母親の旧姓から雪村白夜と名乗らせる。正体不明の白夜は天才的な診断力で誤診を覆し、患者の命を救っていく。高森総合病院の高森巌院長(石坂浩二)は病院内の各科から精鋭を集め、診断に特化した総合診断協議チーム(comprehensive diagnosis team)、通称CDTを立ち上げる。娘で内科医の麻里亜(瀧本美織)をリーダーに据え、白夜をメンバーに加える。

原作は樹林伸氏の小説「ドクター・ホワイト千里眼のカルテ」「ドクター・ホワイト神の診断」(角川文庫)。

第4話で、将貴が書いた記事も手伝って、徐々に院内での評価が高まるCDT。しかし、外科部長の真壁仁(小手伸也)率いる外科チームの信頼はいまだ得られず、麻里亜はその突破口を探っていた。院長の座を狙う真壁は、レストランで実業家の海江田国男(石橋凌)と出会う。

そんななか、CDTメンバーの脳神経外科医・仙道直樹(高橋努)に目をかけられ外科へ配属になった研修医の佐久間新平(高橋文哉)は、高校時代の恩師・鳥羽泰三(橋爪淳)と再会。合唱部の顧問として大会を控えている鳥羽は、肝臓血管腫と診断され、真壁の執刀で腫瘍の摘出手術を受けることになっていた。

鳥羽の腫瘍を良性だと診断した真壁に対し、白夜は検査不十分を理由に誤診だと指摘。麻里亜も、もう1度検査をして診断を考えなおすべきだと助言する。だが、CDTを厄介者扱いする真壁は聞く耳を持たない。その様子に佐久間は一抹の不安を覚えるが、鳥羽の手術は予定どおり行われる。

一方、将貴は失踪中の麻里亜の兄・勇気(毎熊克哉)から、白夜を探れば自身の命にも危険が及ぶと忠告された。だが、友人である刑事の奥村淳平(宮田俊哉)の力を借りて白夜を連れ去ろうとした人物の正体を探っていた。