歌手市川由紀乃(46)が5日、大阪・新歌舞伎座で、特別公演の初日を迎え、吉本新喜劇、松竹新喜劇の面々と共演した。

1部の芝居「娘の夢は母の夢」では、吉本新喜劇の川畑泰史座長や吉田裕、浅香あき恵をゲストに迎えた喜劇に挑戦。松竹新喜劇からは曽我廼家桃太郎、曽我廼家いろはらが出演し、大阪の商店街を舞台に、歌手を目指して定食屋で働く京歌にふんした。

2部の歌謡ショーでは、シャンソンからオリジナル曲を次々に披露。2日に発売されたばかりの新曲「都わすれ(由紀乃の夢盤)」のカップリング曲「運命と呼ばせて」も初披露。川畑も登場し、デュエットにも臨んだ。

市川は、コロナ禍が続く中で無事に初日の幕を開け、同劇場を通じて「このような状況が続く中、今日、無事に初日を迎えられ、感謝の気持ちでいっぱいです。またひとつ、夢がかないました。おひとりおひとりの心に届けられるように、マスクの内側ではいっぱいの笑顔になっていただきたい」とコメントした。

同劇場で14日まで。