TBSは9日、オンラインで、4月期の番組改編説明会を行い、霜降り明星と西川貴教がMCの「オトラクション」(火曜午後7時)の3月末の終了と、あと番組としてサンドウィッチマンがMCを務める「サンドウィッチマンのどうぶつ園飼育員さんプレゼン合戦 ZOO-1グランプリ」(「ZOO-1グランプリ」)のスタートを発表した。

過去3度の特番が好評だったサンドウィッチマンの「ZOO-1グランプリ」。サンドウィッチマンの魅力について同局福田健太郎編成企画総括は「みていてハラハラしない。おじさんたち2人の仲いい姿をみているとほんわか出来る。そしておもしろいのが魅力」と語った。

放送枠の火曜午後7時には、日本テレビ系で、中京テレビ制作のヒューマングルメドキュメンタリー「オモウマい店」が放送されており、好調だ。「-ZOO-1」もCBCテレビが制作しており、「名古屋対決」にも注目が集まる。福田企画総括は「記者の方々、名古屋対決がかきやすいのかなと思うのですが、意図はまったくございませんでした。動物番組を火曜19時に見ていただけるのかなと編成させていただいております」と説明。しかし、「オモカワイイ動物映像をつぎつぎ出していきたいなと思います」とユーモラスに対抗心を燃やした。

「ZOO-1」は、全国の動物園から飼育員が大集合し、自慢の動物を熱くプレゼンする番組。CBC制作番組がTBS系のゴールデン帯で放送されるのは、28年ぶりという。

福田企画総括は3月末で終了する「オトラクション」の終了について「視聴率としてはなかなか苦戦を強いられた」としながら、音に着目したバラエティー番組の編成を「いいチャレンジだった」と振り返った。「前向きに踏まえてああいう企画をあきらめるのではなく。チャレンジして、番組の視聴率をとれなかったことも踏まえて前向きに捉えていきたいと思っております」と前を向いた。