モデルで女優の川口ゆりな(22)が21日、配信シングル「Look At Me」でソロデビューした。このほど、日刊スポーツのインタビューに応じた。

川口は、日中韓9人組ガールズグループKep1er(ケプラー)が誕生した、オーディション番組「Girls Planet999:少女祭典」のファイナリスト。

インタビューを前編、中編、後編にわたってお届けします。(後編はガルプラ参加者との交流などについて)【佐藤勝亮】

  ◇  ◇  ◇

【インタビュー】「ガルプラ」ファイナリスト川口ゆりな「玉置浩二さんは本当に神だと思う」/前

【インタビュー】川口ゆりな、ガルプラは「精神的にも身体的にも成長させてくれた場所」/中

ガルプラには、応募総数1万3000人の中から日本(J)、韓国(K)、中国(C)の3カ国で行われたオーディションを通過した各国33人、合計99人が参加した。その中で、川口が自分のベストパフォーマンスに選んだのは、ファイナルステージで披露した「Shine」だ。

「ファイナルのステージが、自分のなかで大好きです。本当に『O.O.O』ミッションの時から、毎回毎回、自分のベストを更新していっている感覚がありました。ステージでは、『あー楽しい!』って。それが多分、見てくださった方にも届いて、いろんな人から『良かったよ』っていう言葉をいただきました」

ガルプラを通して1番印象に残っているステージには、「コンビネーションミッション」で、イソンヒの「因縁」を披露したチームを挙げた。中でも、キリングパートを務めたKグループの参加者のパフォーマンスが忘れられないという。

「すごく心に染みて、涙腺崩壊していました(笑い)。ダンスがリハーサルまで完成していなかったんですよ。ダンスチームは本当に大変そうで、夜中の4時くらいまで睡眠時間を削ってエレベーターの前で踊っているのを知っていました。パフォーマンスのみんなの表情、世界観に入り込んでいるのが、ダイレクトに入ってきて、今でも見ちゃいますね。なんといっても、センター(キリングパートを務めた、Kグループの参加者)が、ステージが始まる直前まではその子なんですけど、暗転する直前に表情がクルって変わったんですよ。で、それを生で見ていて『うわ、この子すごい』ってなって。それをすごく覚えています。私より6歳年下なんですけど…『6年前の私は、こんなことできないぞ!』って思って(笑い)。本当に尊敬しますね。すごかったです」

ガルプラ参加者とは、今でも毎日連絡を取りあっているという。韓国でのステージもチェックしているという。

「(コロナ禍が落ち着いたら)私もいつか休み見つけて韓国に行ったり、お仕事で韓国に行けた時には『スケジュールを合わせて会いたいねー』って話していますね。この出会いは、ガルプラでしか得られないものだったので、奇跡だなって思います。特に仲の良かった(Cグループの)子は、とりあえず毎日、音声メッセージで『ポゴシポヨ』(会いたい)を毎回入れて送ってくるので、私も毎回入れて返しています(笑い)。かわいいですよね」

ソロデビューも、参加者から祝福されたという。

「『これから頑張ってね!』って言ってもらえました。注目してくれてうれしいです。あと『いつか共演とか、同じステージ、同じ音楽番組に出られたらね』って言ってます。共演できたらうれしいですよね」

 

◆川口(かわぐち)ゆりな 1999年(平11)6月19日、宮崎県生まれ。2014年、第14回全日本国民的美少女コンテストで演技部門賞を受賞し、芸能界入り。16年アイドルグループ「X21」に加入。21年「Girls Planet999:少女祭典」に参加し、第1回視聴者投票で1位。最終順位14位。帰国後「MORE」専属モデルに。特技ゴルフ。血液型B。