ガレッジセールのゴリ(49)、ピース又吉直樹(41)が27日、東京・よしもと有楽町シアターで「有楽町でも沖縄国際映画祭!」イベントに出席した。

来月16~17日に沖縄で開催される「第14回沖縄国際映画祭」のプレイベント。左腕を骨折しているゴリは「髪サラサラです! 腕を骨折してて、髪がセットできないんです…」と話すと、又吉も「じゃあ、僕はボサボサで」とボケて会場を笑わせた。

ゴリは沖縄出身。又吉も父が沖縄出身で、現在も住んでいるなど縁がある。又吉は沖縄のイメージについて「祖母のイメージが沖縄そのもの。小学生の頃から、『もう次は会えないかも』と言われてきたけど、103歳でまだ生きてます!」と明かし、ゴリも「沖縄の100歳は二十歳くらいかな」と笑った。

今年は、沖縄本土復帰50年の節目でもある。ゴリはその72年に生まれた“復帰っ子”だが「僕らの頃はドルじゃなくて円でしたし、車も左側通行だったので、復帰前のことは話で聞くだけだったんですけど、母ちゃんの話を聞いてると、たくましく生きていたんだという感じがしています」とし、「まだ発表前ですが、何かしらの作品は発表します」と明かした。

ゴリは沖縄を舞台にした作品の監督や脚本を行ったり、又吉も芥川賞作家としての顔を持つ。司会からの「共作は?」との質問に又吉は「機会があればぜひ!」と乗り気だったが、ゴリは「人が書いたのを撮るのは怖いんですよね…。僕が台無しにしてしまったら…。又吉君の本はレベルの上の方にありますので」と恐縮していた。