NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」（月～土曜午前8時）の第109話が5日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、錠一郎（オダギリジョー）とるい（深津絵里）が控室で準備を進める中、ひなた（川栄李奈）は弟の桃太郎（青木柚）と一緒に、ラジオでアニー・ヒラカワ（森山良子）のインタビュー番組を聴くことに。

磯村吟（浜村淳）からの質問に通訳を介して英語で答えていたアニーだが、初めて見た映画を聞かれ、突然押し黙る。そして日本で、夫となる人と黍之丞シリーズの映画を見たことから告白する。そして夫は出征して戻らなかった。そして自分の気持ちばかりで、娘のことを思いやらなかったことをざんげした。アニーはラジオで「るい…るい…るい…」と呼び掛ける。さらに「おいしゅうなれ、おいしゅうなれ…」と話し続ける。

それを聴いていたるいは「お母さん」と取り乱す。ひなたはラジオ局に電話し、アニーを追おうとする。アニーは関西空港から米国に帰国しようとしていた。ひなたはアニーを引き止めようと、岡山から関西空港へ向かう。

アニーが安子であることが確実となった。SNSは、ついに明らかになったことで騒然となった。「ヤバい　出勤前に衝撃すぎる」「なに今日の朝…涙腺爆発」「最終週は神週になりそーだ」「安子やないかい…！」「急展開で気持ちが」「間に合えー！（間に合うと思うけど）」「15分あっという間。毎日涙腺崩壊だよ」「今日は、号泣…やばすぎ」「今日のカムカム　ヤバイ　泣いて出勤できるか不安」「やっぱり安子だった」「やっぱりアニーさんは安子じゃったー！！　ラジオでの涙の告白」「『おいしゅうなれ』のおまじないがつながって。それがひなたとるいにつながって」「うわぁ、今日の放送回ヤバい　すべてが凄いスピードで動き出したわ」「深津絵里さんの表情がずっとすごい」「磯村さんもう無理に終わるしか出来ない」「放送事故やんけw」「ちょっと呆気に取られてます。磯村さんも私も」などとツイッターにはコメントが並んだ。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。