アイドルグループ・虹のコンキスタドール及びでんぱ組.incを4月で卒業する根本凪(23)が、メンタルの不調が発覚したときの状況を明かした。

根本は8日、「この決断に至った経緯を自分なりにお話ししようかなあ」とブログを更新。2020年頃、ライブ中に突然強い不安感に襲われたことを明かした。ライブ直後のインタビューには対応できず、トイレで倒れていたという。プロデューサーの「もふくちゃん」こと福嶋麻衣子氏が助けにやってきたとして、「もふくさんの股間に顔を埋めながら訳もわからなくなんだかもう全部怖くて泣いていました まるで赤ん坊」と振り返った。

周囲のサポートでしばらく活動を続けてきたものの、状態は悪化していった。「いつの間にか、メンバーひとりひとりやスタッフさん、ファンのみんなのことは大好きなのに気持ちとは裏腹にもう動けなくなってしまいました。バッテリーぎれだドン、、、」と冗談めかして当時の心境を吐露した。

「アイドルに未練がないといったら嘘になります。歌をもっとたくさんの人に聴いて欲しかったし、踊りだって上手くなりたかった。なにより、みんなともっと一緒にいたかった」と本音を明かしつつも、「でもきっと、きっと人生まだまだなので、自分の人生決め癖(へき)(10年続けなきゃダメ!とか2グループやりぬく!とか)を辞めて、柔軟な考えで軽やかに歩いていきたいな、と思います」と今後についてつづった。

根本は2021年10月より体調不良のため休養に入り、今年1月11日、4月で両グループを卒業することが発表された。今後は所属事務所ディアステージに在籍したまま、イラストレーターや衣装デザイナーとして活動していく。