NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の25日に放送された第11話の平均世帯視聴率が15・7%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第5話の17・0%だった。個人平均視聴率は8・9%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、時は1971年。比嘉家の母・優子(仲間由紀恵)は、今は村の共同売店で働いている。そして4きょうだいはそれぞれに成長している。暢子(黒島結菜)はやんばるの高校生。相変わらず足が速く活発な人柄だ。そして、暢子は今、卒業後の進路、就職をどうするかを考える季節。兄・賢秀(竜星涼)、姉・良子(川口春奈)、妹・歌子(上白石萌歌)もそれぞれに大きくなり、やんばるを舞台にきょうだいの新たな物語が始まった。

高校3年の暢子は商事会社に就職が決まりそうになっていた。良子は今春、小学校教師となった。歌子は高校1年生。賢秀は家でゴロゴロ。そんなある日、暢子の就職の話が怪しくなる。原因は賢秀がかかわったケンカだった。