漫画家・武内直子氏の漫画を原作に、1992年(平4)にテレビ朝日系でアニメが放送された「美少女戦士セーラームーン」の最終章を描く映画「劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos」(高橋知也監督)が23年初夏に前編、後編の2部作連続で公開されることが28日、決定した。同日に「美少女戦士セーラームーン」公式YouTubeチャンネルで配信された30周年記念特番で発表された。
「劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos」で描かれるのは、シリーズ最終章となるシャドウ・ギャラクティカ編。新たなる敵シャドウ・ギャラクティカが出現し、次々と仲間が狙われ、セーラームーンたちは再び戦いに身を投じていく。最強の敵を前に、孤独に打ちのめられそうになりながらも、顔を上げて前に進んでいき、何のために戦うのか、自らに課せられた使命と葛藤しながらも立ち向かっていく。強く美しいセーラー戦士たちの最後の物語となる。
製作の発表と併せて、ティザービジュアルと特報映像も解禁された。ティザービジュアルでは、東京の美しい夜景をバックに物憂げな表情を浮かべるエターナルセーラームーンの姿が切り取られ「もう一度、あなたに会いたい」とのコピーもついた。特報映像では、自らの持つ力のために、いつも愛する人や仲間を戦いに巻き込んでしまうセーラームーンこと月野うさぎ(声・三石琴乃)が、葛藤しながらも運命を受け入れ、戦いを決意する様子が描かれる。
「美少女戦士セーラームーン」は、91年から97年まで少女漫画誌「なかよし」(講談社)で連載。かわいらしくポップなビジュアルと、運命に導かれた女の子たちが華麗に変身して戦う愛と正義の物語が、連載開始当初から圧倒的な人気を獲得。単行本の世界累計発行部数は4600万部(紙、電子合計)にのぼり、当時の女の子たちを夢中にさせ、社会現象を巻き起こした。
92年からはテレビアニメの放送もスタートし、97年に放送が終了した後も40か国以上の国で放送。12年にはファンの声に押されるようにプロジェクトが再始動し、14年からは、新シリーズとしてアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」がスタート。21年には25年ぶりとなる劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」が公開された。



