タレント西川きよし(75)が18日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演した。

漫才コンビ「やすし・きよし」でコンビを組み、96年に亡くなった天才漫才師・横山やすしさん(享年51)について語った。

横山さんは短気な性格から、西川と組むまでに4回のコンビ別れを繰り返していた。

パーソナリティーの生島ヒロシ(71)は「やっさんにはよくお会いしましたけど、ああいう破天荒な方とよくおやりになっていらっしゃったなと思って」と水を向けた。

西川は「それもご縁ですよねぇ。『西川、お前とオレはもうやる運命や』って言うんですよ。何を言うてるのこの人と思ってたんです。吉本新喜劇の通行人の役の僕を見てですよ。『オレ、しょっちゅう舞台見てるけどなぁ。君のそのセリフ回し、そのしゃべりっぷりは漫才にピッタンコや』って言うんですよ。この人ほんとに歯の浮くようなことを、堂々とこの年下のボクに言うなと思ってたんですよ」と第一印象を語った。

その後、「やすしさんとはやめときなさい。5回目の犠牲者になるんですか」という周囲の声もあり20回以上の誘いを断ったが、ヘレン夫人(タレント西川ヘレン=75)が「『そんなに、声をかけてお誘いしてくれるならここで決断して1度やってみたら』って背中を押してくれたんです」と1966年(昭41)のコンビ結成を振り返った。

そして、横山さんは稽古嫌いで、喫茶店でトマトジュースと生卵を2個飲み、ジンジンに冷えたビールに氷を入れて一気に飲むなどして一年中おなかの調子が悪かったことなどを明かした。そして、当初のコンビ名は「ベースボール」だったことを披露した。

今月25日から、お笑いライブ「吉本興業110周年感謝祭 西川きよしのコツコツ全国ツアー」(東京・有楽町よみうりホールほか8カ所11公演)を開催する。