歌手吉幾三(69)が4日、大阪・新歌舞伎座で、芸能生活50周年「吉幾三特別公演」の初日を迎えた。12日まで。

節目公演の1部は、自身が原案・音楽を手がけた人情喜劇「親はがっかり!子はしっかり!」。娘(芳本美代子)の幸せを願いつつも、昔かたぎで頑固な安藤物流社長の安藤万作を演じ、佐藤B作、中本賢、島崎和歌子らがふんする個性豊かな社員らとのドタバタ劇に臨んだ。

2部のショーは、50周年の軌跡をたどる内容。「雪國」「酒よ」「酔歌」などのヒット曲をアレンジするなどし、最新曲「頼り 頼られ…」も披露した。

ショーの中では、親交が深かった故志村けんさんに書き下ろした「二人のブルース」の歌唱中には、感極まり涙ぐむ場面もあった。

無事に幕開きを迎え、吉は「これまで出会った周りの人たちに支えられてこその50年。これからも頼り頼られ…1歩1歩、歩んでいきたい」。新曲タイトルにからめて、節目イヤーへの思いを語った。