大手芸能事務所スターダストプロモーションとエイベックスによる共同プロジェクト第1弾として誕生した男女混声10人組グループ、ONE LOVE ONE HEARTが8日、東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で、メンバー全員出演の初舞台「オノマトペVol.1」の初日公演を行った。
中学校を舞台に、生徒役のメンバーたちが校長をはじめとした大人たちのルールにあらがい、「革命」を起こしていくという物語。公演前に取材に応じたリーダーの佐々木杏莉(18)は「初めての舞台だったので、みんなたくさん悩んでたくさん考えて、という日々を過ごしてきました」と稽古期間を振り返り、「見ていただけるみなさんに何かメッセージを届けられたらいいなと思っています」と意気込んだ。
劇団時間制作の谷碧仁氏が作・演出を手がけた完全オリジナル作品。歌やダンスはもちろん、映像や演劇、デジタルなど多ジャンルでの活躍を目指すグループコンセプトに合わせて、芝居中に5曲の音楽パフォーマンスも組み込んだ「劇LIVE」に挑戦する。劇中には縛られたものからの解放を表現し、歌唱中にメンバーが制服を脱ぎ捨てるシーンもある。佐々木は「制服を脱ぎ捨てて、全てをさらけ出しています。私たちはこうなりたいと訴えかけるようなメッセージ性の強い作品です」と語った。
昨年8月にオーディションで約2000人の中からメンバー10人が決定し、最年少の14歳から最年長の19歳までまだ全員が10代。4月にはデビュー作となるデジタルシングル「Now or Never」をリリースするなど、徐々に活躍の場を広げている。今回の舞台でも濃密な稽古期間を過ごしてグループの絆も高まったといい、最年長の咲太朗(19)は稽古中に男子メンバーで“スケボー通勤”をしていたという若者ならではのエピソードも明かした。
おそろいのスケートボードを購入して都内の稽古場の最寄り駅から乗っていたといい「完全に趣味ですね。将来的には楽曲にも生かしていきたい」と笑顔。女子メンバーも誘ったが「(スケボーを)買ってくれなかった…」と嘆き、矢嶋由菜(15)は「体験だけはさせてもらいました」と笑った。
咲太朗は劇中5曲目に披露する作品名にもなっている楽曲「オノマトペ」にも触れ「最後に披露する楽曲は、音楽にはないような感じかもしれなくて。どういった意味なのかをぜひ劇LIVEで感じていただきたいです」と力を込めた。舞台は12日まで上演する。【松尾幸之介】



