元NHKで「カレー伝道師」の資格を持つフリーアナウンサー内藤裕子(45)が14日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)に電話で生出演した。

内藤は9日に「内藤裕子のカレー一直線!!」(池田書店)を出版した。市販のカレールーやスパイスを使い、簡単においしくできるカレーやデザートなど約70種類のレシピを写真付きで紹介している。

パーソナリティーの生島ヒロシ(71)から「今年はカレーにとって、すごく大事な年ということですが」と聞かれた内藤は「実はカレーが日本に伝わって150周年イヤーの記念すべき年なんです。日本最古と言われているカレーのレシピが1872年、明治5年に出版されているんですね。『西洋料理指南』という本で、一番驚くのがレシピの中で赤ガエルを使っているんです」と明かした。

内藤は自身の家カレーについて「ジャガ(ジャガイモ)玉(玉ネギ)ニンジン以外にマッシュルームやズッキーニを入れたり、最後に生のトマトをくし切りにして加えるとか。具材を変えるとカレーの違った味わいが発見できます」と説明した。

18日にはテレビ朝日系の料理・紀行番組「食彩の王国」(毎週土曜日9時30分)に出演予定。「カレーのおいしさを伝え、笑顔を広めたいです」と話していた。