83年のヒット曲「ボヘミアン」などで知られる歌手葛城ユキ(かつらぎ・ゆき)さん(本名田中小夜子=たなか・さよこ)が27日午後2時16分、腹膜がんのために都内の病院で亡くなった。73歳だった。音楽界からも悼む声が続々と寄せられた。

ダイアモンド☆ユカイ(60)はツイッターで「ユキさんご冥福をお祈り致します。某番組でご一緒した時ユキさんのどんな歌でも一生懸命に歌う声量溢れる力強い声が走馬灯のように蘇ってきました。夢をありがとうございました」とつづった。

歌手相川七瀬(47)もツイッターで「嘘、、、。ユキさん絶対、ステージに戻ってくるって、、、。信じたくないです。。」と突然の訃報に、驚いた。音楽評論家の湯川れい子氏もツイッターで「葛城ユキさんの訃報が流れました。大ヒット『ボヘミアン』の前の年、1981年井上大輔さんの曲で、『風の彼方に』と、84年に『哀愁夜』と言う曲を書いています。ケントスやブルース・アレイのライブにも良く伺いました。気持ちの優しい、サバサバとした性格の方で、大好きでした。ご冥福を祈ります」とつづった。