NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の6月30日に放送された第59話の平均世帯視聴率が15・2%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・5%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は起業した智(前田公輝)の元を訪れると、智は働き過ぎで倒れてしまっていた。三郎(片岡鶴太郎)たちや和彦(宮沢氷魚)が手伝って智の仕事の穴を埋め、事なきを得る。暢子と和彦はその騒動を通して仲直りを果たすが、その夜、暢子は和彦と愛(飯豊まりえ)の恋人どうしの模様を偶然目撃してしまう。

賢秀(竜星涼)は偶然知り合った多田直美(安野澄)との片思いが急展開する。賢秀は直美をフォンターナに招待するが、直美の会社の社長や大勢の社員が来てしまう。そこで直美が社長と婚約したことが分かる。