新型コロナウイルスに感染した女優上白石萌音(24)が1日、インスタグラムを更新。中止となっていた出演舞台「千と千尋の神隠し」の大千秋楽の上演が決まったことを受け、思いをつづった。

同公演は、名古屋・御園座での公演期間中となる先月25日、複数の公演関係者に新型コロナ陽性者が確認されたとして開演時間に中止になった。同日から今月3日までの公演中止が決まったが、この日、大千秋楽にあたる4日正午の部の上演が決定した。

上白石は、公演の台本を映した写真とともに「不測の事態の中、最後の最後まであらゆる手段を検討・調整して、今できる最善へと導いてくださったことに心から感謝申し上げます」とコメント。「色々な思いが頭を巡りますが、心を寄せてくださる方々の優しさに励まされ、今は前を向いています。再び幕を上げるために奔走するカンパニーの一員として、心は共に劇場にあります!大千穐楽の日まで、どうぞよろしくお願いします」と記した。

4日の公演は千尋役を上白石萌音に代わり橋本環奈が務め、湯婆婆・銭婆婆役を朴■(王ヘンに路)美に代わり夏木マリが演じる。上白石は先月28日、所属事務所が新型コロナ感染を発表している。