橋本環奈(23)が20日、都内で、主演映画「バイオレンスアクション」(瑠東東一郎監督)公開記念舞台あいさつに出席した。

小学館のウェブサイト「やわらかスピリッツ」で連載中の同名漫画が原作。昼はゆるふわ専門学校生、夜はすご腕の殺し屋としてバイトに励む主人公・ケイが、史上最悪の依頼に挑んでいく。

撮影が行われたのは1年半前という。19日に初日を迎え、橋本は「無事に公開を迎えられてほっとしています。作品がもっともっと広がっていったらいいな」と笑顔。また「夏にピッタリの、笑って泣ける作品になっていると思います」とPRした。

日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!」で橋本と共演していた岡村隆史(52)は、「はしもっちゃん(橋本)とはバラエティーでずっとやっていたけど、本職の現場は見たことない」と女優としての姿を新鮮に感じていた様子で、主演としても「現場をえげつないほど引っ張っていく」と驚きを語った。また「本来なら僕が和ませていく役だったと思うけれど、震えて何もできなかった」と苦笑しつつ、「グイグイ現場で座長をやってくれはった。しんどいアクションシーンを、しんどいとも言わなかった」と賛辞を贈った。一方で「帰るのだけはすごい早かった」と、橋本の切り替えの良さも明かした。

アルバイトで殺し屋をする主人公にちなみ、「今どんなバイトをしたいか」との質問には「クレープ屋さん」と橋本。「小さい頃、フードコートのクレープ屋さんで生地を焼いているのを見るのが好きで、あれをやりたい。生地だけをずっと焼いていたい。あと迷ったのはラーメン屋さん。まかないが食べられるので」と食いしん坊の一面をのぞかせた。

岡村は「スタバ」と書いたパネルを見せると、コーヒーチェーン「スターバックス」でのアルバイト願望を吐露。「憧れのバイトじゃないですか。『頑張ってね』とか書けるんでしょ? 『いつも見てます』とかカップに書いてみたいです」と照れながら語った。

杉野遥亮(26)鈴鹿央士(22)馬場ふみか(27)森崎ウィン(32)大東駿介(36)太田夢莉(22)城田優(36)高橋克典(57)瑠東監督も登壇。