29日放送の俳優坂口健太郎(31)と女優杏(36)がダブル主演しているフジテレビ系連続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)の第8話の世帯視聴率が8・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と30日、分かった。

初回から11・8%、8・9%、9・4%、9・4%、8・0%、8・1%、8・0%だった。

個人視聴率は4・5%だった。

初回から5・5%、5・5%、5・3%、4・7%、4・7%、4・7%だった。

ドラマの舞台は公正取引委員会。坂口は20歳で司法試験合格、東大法学部首席卒業の天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶつとむ)。杏は実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(かえで)を演じる。2人は公正取引委員会第六審査、通称ダイロクに職員として務める。独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正をあぶり出していく。

第8話で、小勝負は、公正取引委員会に出向してきている検察官の緑川瑛子(大西礼芳)に呼び出された。緑川は小勝負に、検察の保管庫で見つけた15年ほど前の死体検案書を見せる。小勝負が公正取引委員会に入ったのは、このためではないかと疑う緑川。その死体検案書には「ラクター建設」やダイロクの査長の本庄聡子(寺島しのぶ)の名があった。

15年前、本庄は公取の四国支所にいた。四国支所で取り組んでいたのは建設工事の談合疑惑。ゼネコン大手の一角、ラクター建設の関与が疑われるが有力な情報は得られずにいた。本庄は同僚の三島徹(今井悠貴)とともにラクター建設の木下健一(石井正則)から話を聞く。談合を問う本庄に、木下は否定して社員への聞き込みも迷惑だと断った。本庄が周囲を見回すとラクター建設のような大手が相手にしそうにない小さな建設会社、小勝負建設の調査資料を発見する。

本庄と三島は小勝負建設へ。社長の誠(高橋努)は談合の件など知る由もない様子。そんな時、誠が参加していた工事の入札に漏れたと連絡が入った。仕事がうまくいっていない誠は落胆し、妻の朋子(遠藤久美子)も途方に暮れる。それでも誠は、心配する息子の勉(市原匠悟)に、なんとかなると安心させた。勉も「弱くたって戦わなきゃ」と返す。この勉こそ、後のダイロクの小勝負だ。家族に「なんとかする」とは言ったが仕事が回らない誠。そんな時、木下が誠にある話を持ちかけた。それは、入札談合の誘いだった。