96年結成の5人組ロックバンド「COCK ROACH」(コックローチ)は13日、公式Xを更新し、ボーカル遠藤仁平(47)が、副甲状腺がん切除手術を無事に終えたと発表した。

遠藤は5月7日にバンドの公式サイトで「甲状腺がんの摘出手術を敢行する事となりました。膵臓の神経内分泌腫瘍と同時発見したがんで、それぞれが違う原発のがんなのです。(厄介な輩が体内に2人)」と、体内2カ所で同時にがんが発見されたと発表。「予定であれば年内にワンマンやレコ発イベントなどを企画予定していましたが、7月3日のkokeshiとのツーマン(東京)と8月2日のMUCC企画(大阪)の2本を全力でやり終えた後に、ライブ活動の予定はしばし見送らせていただきます」と、ライブ活動の休止を発表していた。

遠藤は、がんを公表した段階で、副甲状腺がんについて「喉の真ん中あたりにあり、歌を唄う者にとって絶望的に邪魔な箇所に位置しています。この手術で神経を触ると今まで通りに声が出る保証は無いという事で手術を見送ってきました」と、手術した場合、歌唱に影響を及ぼす可能性が高いことを明かしていた。

「しかし、もしこれ以上にがんが成長し器官まで浸潤した場合、歌はおろか呼吸さえも人工の管の補助を付けて、、、になる可能性あるよと医師に言われておりました」と、進行した場合、呼吸が困難になる可能性も示唆していた。

手術を終え、遠藤はバンドの公式Xに、自身ののどの写真を投稿し「執刀医に懇願して切除部分を狭小化し声帯に極力影響が出ない様に切除していただきました。大切にしてきた喉を切り開けるのは流石に恐かったです」と手術の際の心境をつづった。

そして「術前、蜚蠊(ひれん)市民様のあたたかい言葉で救われました。また必ず会いたいよ。いつも本当にありがとう。またLIVEします」とファンにライブ再開を誓った。最後に「がん君は発生する度々に私に大切な事を教えてくれます。がん君ありがとう。いつも切除してごめんね。15年後くらいにまた来てね」とつづった。