飯尾和樹(53)が31日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「沈黙のパレード」(9月16日公開)完成披露試写会舞台あいさつで、悲しみを背負う役にも関わらず、アドリブでボケを入れたばかりに、西谷弘監督から「ずんを捨てて下さい」と言われたと明かした。
飯尾は劇中で、定食屋の並木屋を営む並木祐太朗を演じた。川床明日香(20)演じる、才能があり歌手デビュー間近だった長女の佐織を殺害され、日常が激変する悲しい役どころであることを受け、西谷監督から「『高倉健さんだと思ってやってください』って最初、言われた」(飯尾)という。ただ「無口になっただけで、怒られた」と苦笑した。
さらに「幸せだったのが、脆くも崩れて悲しみを背負う役なんですけど、。ボケをちっちゃく入れて『こういう心境の時は、ちょっと…ずんを捨てて下さい』と言われました。長いコンビを、そうやって…」と、西谷監督から、痛恨のダメ出しをされたと振り返った。椎名桔平(58)演じる音楽プロデューサー新倉直紀と檀れい(51)演じる妻の留美が、佐織をスカウトするために並木屋を訪問したシーンで「スカウトに来た時、怪訝な感じで、お茶を飲むんですけど、リハで『アチッ!!』と言っちゃったんですね。監督はカットで『そういうのは』と…」と笑いながら振り返った。
ただ、司会のフジテレビの軽部真一アナウンサーが、飯尾の熱演に対する評価を観客に問うと、満場の拍手が巻き起こった。これには主演の福山雅治(53)も「今日、一番、大きい拍手ですよ」と称賛していた。



