学校あるあるネタで知られ、TikTok(ティックトック)フォロワー約130万人を誇るお笑いコンビ、土佐兄弟が23日に、神奈川・Zepp Yokohamaで、大規模ライブイベント「土佐兄弟の青春文化祭2022~Zったい忘れられない1日をキミに~」を開催する。コロナ禍で学生生活を満喫できなかった全ての人を対象に、音楽、笑い、クイズなどさまざまなエンターテインメントを届ける。

土佐兄弟とテレビ朝日系バラエティー「あるある土佐カンパニー2(ネオ)」で共演した、動画配信やモデルとしてZ世代に絶大な人気を誇るねお(21)も出演する。このほど取材に応じ、人生初の「文化祭」への印象を語った。

「2人は本当にお兄ちゃんって感じです。自分が4人きょうだいの一番上なので、お兄ちゃんの存在が欲しかった。ちょうど2人がどんぴしゃで、お兄さんさん2人できたわって感じ」と2人について語り、「何かしらで2人とご一緒したいなって思っていたので、すぐ即決しました」とオファーを振り返った。

卓也(34)も「土佐兄弟の末っ子って感じ。ねおちゃんがいると、できることの幅が一気に広がる。それはでかいですよ」。有輝(27)も「ぼくらだけでなんとなく話していた時に、お笑いブロック、アーティストさん、企画のコーナーがあって、もう1つねおちゃんの企画でってなっていた。土佐兄弟+ねおちゃん。妹枠で」と期待した。

自身は高校時代から、芸能活動をしており、文化祭は参加したことがないという。そのため、文化祭へのイメージは膨らむばかりだ。

「人生初めての文化祭です。アニメとかドラマの中でしかみたことがない。一定のテンションじゃないというか、アクシデントやキュンキュンもあったり、笑う出来事があったり、青春の全部が詰まっている感じがする。いろんな感情になれるのが楽しみだな。ジェットコースターみたいになるかなって勝手に期待しています」

高校時代は、仕事の合間にひたすら課題のリポートを提出する日々だった。

「いい感じの男の子とお昼行動してご飯食べてとか、男女でわちゃわちゃするみたいなアニメみたいなのを想像していた。そういうのがあると思っていたけど全くなかった。リポートしかやっていなかった。仕事しつつリポート提出だったので時間が全然なくて…」

イベント当日は制服も着る予定だ。出演者最年少のファッションリーダーにとっても久々の制服姿。着こなしにも注目だ。

「20歳になってから1回も着ていなくて。19歳に最後に仕事してから1回も着ていない。こういう機会しかない。中学がリボンだったので、ネクタイがいいです。セーラー(服)だったので、シャツで、グレーのスカートとかがいい。靴下はルーズソックスがいい。ちょっとハイカットの靴とかはいたらかわいいな」

楽しみきれなかった10代後半の自分にどんな言葉をかけるのか。

「なんか、二十歳超えてから割と縛られることが多くなるのかなとか仕事メインになっちゃうかなって思っていたけど、仕事を楽しみに思っている自分がいるというか。自分がしたかったことができているのは伝えたいな。あのときは撮影やって撮影やってリポートやって。友だちとの時間があんまりなかった。今は仕事も友だちも充実している。あの時頑張っていてよかったな」

20歳を超えて公私ともに絶好調。自身のように青春を満喫できなかった世代の来場も歓迎する。「いろんな年代の方がくると思うけど、同い年の気持ちで、みんな同じ気持ちのテンション感で、楽しめたらいいなと思っています。とにかく楽しみで仕方ないです!」。

◆「土佐兄弟の青春文化祭2022~Zったい忘れられない1日をキミに~」◆ 土佐兄弟と親交の深いゲストが「土佐兄弟のクラスメート」という設定で、さまざまな企画を展開し、失われた青春を取り戻す。第お笑いトリオ四千頭身、伊沢拓司率いるクイズ集団QuizKnock、YouTuberでモデルのねお、お見送り芸人しんいち(37)らの出演が発表されている。卓也と有輝の母校の高校生が、ともにイベントを作りあげるために、アーチを作ったり、メッセージボードを作成したりするプロジェクトも進行中。

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