女優永野芽郁(22)が19日、都内で行われた主演映画「マイ・ブロークン・マリコ」(タナダユキ監督、30日公開)の公開直前イベントに登壇し、共演した奈緒(27)からのサプライズの手紙に涙した。

24日に23歳の誕生日を迎える。プライベートでも親交が深い奈緒から「出会ってから5年。物事にひたむきに向き合う芽郁ちゃんを心から尊敬しています」「撮影中の私にとっての希望は芽郁ちゃんでした」と温かい言葉を寄せられると、みるみる涙。先月末に行った完成披露試写会に続いての感涙とあって「今日も泣くみたいになっちゃう~」と後ろを向いてハンカチに顔を押し当て、「奈緒ちゃんは本当に私のことが好きなんですよ。相思相愛です。いいでしょー」と客席をなごませた。

作品で永野は、親友の遺骨を強奪して旅に出る破天荒なヒロインを演じた。はだしで走ったり、水に落ちたり、たばこを吸ったりと、従来のイメージを覆す体当たりの演技を披露している。「大きな声を出すのが苦手なので、魂の叫びを体現することに不安と緊張とあせりがあって、体がずっと熱かった。11月なのに氷のうを用意してもらった」と撮影秘話を披露した。【梅田恵子】