デーブ・スペクターが21日、東京・スペースFS汐留で行われた英国のドキュメンタリー映画「プリンセス・ダイアナ」(エド・パーキンズ監督、30日公開)スペシャルトークショーに登壇。

確執が取り沙汰されているウィリアム皇太子(40)と弟ヘンリー王子(38)について、母のダイアナ妃が、もし生きていたら、確執は起きなかったのではないか? との持論を展開した。

「プリンセス・ダイアナ」は、ダイアナ妃のドキュメンタリー映画。1997年(平9)8月31日深夜、フランス・パリで交際中だったエジプト人映画プロデューサーのドディ・アルファイド氏とともに乗車していた車が交通事故を起こして、36歳の若さで死去してから、没後25年でドキュメンタリー映画は世界初だという。

デーブ・スペクターは、ダイアナ妃の早すぎる死を「もったいないっすよ、本当に」と心から惜しんだ。その上で「ウィリアム皇太子とヘンリー王子が、確執があって大変なことになっているんですけど…。さすがにダイアナ妃が、もし生きていたら、どうにかなったと思うんですよ」と続けた。

そして、ヘンリー王子の妻のメーガン妃(41)を、ダイアナ妃が「ビンタしたんじゃないですか?」と断言。「『あの女、やめな!』って、多分、言ったと思うんです」と続けた。その上で「お母さんに言われたら『そうかぁ』って、なっちゃうかも知れないね。でも『おかあさんだって、チャールズと(離婚に)なったじゃないか』と言い返したりしてね」と笑った。

また、亡くなったエリザベス女王について「2度と現れない、素晴らしい人。時代が変動するとともに70年も尽くしたわけですから。70年ですよ!! チャーミングだったけれど、公務になると真っすぐな人」と絶賛。一方で、息子のチャールズ新国王(73)については「見習い70年ですよ!! 普通、おすし屋の板前さんだって10年ですからね。やっとカウンターに立てた…70年も待ってたんですから」と立場を案じつつも「僕と同じように空気を読めなくて、余計な発言の多い人だけど…もうやっぱり、さすがに今は、きちんとするのではないかと思います」と笑い飛ばした。

その上で「王室に、どなたがいっても圧倒されますよ。圧倒されないのは、メーガン妃くらいじゃないかな。だからダメだったんですよね」と、重ねてメーガン妃にダメ出しした。