お笑いタレント、バカリズム原案・脚本の日本テレビ系オムニバスドラマ「ノンレムの窓 2022・秋」が10月9日に放送され、窪田正孝、木村文乃、木村多江が各ショートドラマで主演を務めることが21日、わかった。

「ノンレムの-」は「ちょっと不思議な“超現実の世界”を描いた新感覚ショートショートドラマ」として第1弾を4月に放送。風間俊介、野間口徹、松岡茉優がそれぞれ主演として出演し、話題を呼んだ。

バカリズムは続編決定に「本当にうれしい」と喜び、今回も豪華な俳優陣が集まったことに「キャスティング会議が一番楽しいです(笑い)。『引き受けてくれるかなぁ』という思いでバカなふりして聞いてみたら引き受けてくださって本当にありがたいです!!」とコメントした。

今回も約1時間の放送枠の中で3本の放送で「未来から来た男」で窪田、「放送禁止用語」で木村文、「パスワードが知りたい」で木村多が主演を務める。窪田は「バカリズムさん作品にはいつか出演したいと思っていたので、今回念願がかなってうれしかったです」と語り、「何げない日常の笑いや喜びをどう感じるかは人それぞれですが、今作は皆さんの心を少し明るく照らしきっと笑わせてくれると思います。見てくださる方がホッコリ幸せな気持ちになってくれたらうれしいです」とつづった。

木村文もバカリズム作品出演への喜びを口にしつつ「演じる人をも見透かしているのではないかと思うくらい、人が隠している部分をさらけ出されてしまうようなすてきな本なので、今回は私自身も割り切って、普段は隠している部分も出していこうと思いました」と撮影を振り返った。木村多も「撮影はとても楽しかったです」と振り返り「バカリズムさんの作品に出てくるキャラクターは実際にいそうでいない、人間の滑稽さや心の中に潜んでいる小さな部分が誇張して描かれていて、実在はしないかもしれないですが、ものすごく共感できるキャラクターが多いと思います」とコメント。自身の役柄については「愛しているが故に夫の秘密を暴きたくなる妻ということで、それがエスカレートしていきますが、『大好きな人のことを知りたい=秘密を知りたい』というところからだと思うので、演じてみて、もしかしたら私もその1歩を踏んでしまうかも!?と思わせる感覚はありました」と語った。

各ドラマでは3人のほか、柄本時生、味方良介、石井亮次、大原優乃、福山翔大、相島一之、鈴木浩介らも出演する。