劇団四季によるディズニーミュージカル「美女と野獣」(10月23日初日、千葉・舞浜アンフィシアター)の稽古が横浜市の四季芸術センターで公開された。

94年にブロードウェーで初演され、劇団四季では95年から上演されている。今回の公演から、舞台美術を一新、台本や演出もリニューアルされる。

この日は、作品冒頭のナンバー「変わりものベル」や、バラードナンバー「美女と野獣」、日本公演では今回初登場のベルのソロナンバー「チェンジ・イン・ミー」などの稽古が公開された。

演出、振付のマット・ウェスト氏は「約30年前に初演を立ち上げた作品の演出に、こうして来日して再びたずさわれることは私にとっても喜ばしいことです。今回、台本や演出がより現代的なものにアップデートされました。『美女と野獣』は完成に至ることはなく、常に進化を続けている作品です。その中で、普遍的なテーマである『外見で人を判断せず、中を見抜くことの重要性』、そして『愛の力』を感じていただけたら幸いです」とコメントした。