歌手氷川きよし(45)が、11月8日に発売する新曲「甲州路」のカップリングを変更した3タイプ(D、E、F)のジャケット写真を27日、公開した。

Dタイプ収録の「雪女」は強い恋心に迷う女心を歌唱。Eタイプ収録の「対馬海峡」は長崎県の対馬海峡を舞台に迷いを乗り越えて生きていく決意を歌っている。そしてFタイプ収録の「桜のように」は前向きに生きる気持ちを桜になぞらえた演歌曲だ。

公開するビジュアルは都内のスタジオで撮影。甲州の紅葉を思わせる秋の色合いの衣装で、軽やかな表情を見せている。

◆氷川コメント

いつも氷川きよしの歌を多くの方にお聴きいただいて、本当にありがとうございます。このたび、11月8日に新たに新曲「甲州路」のDEFタイプを発売させていただきます。

今回はDタイプのカップリング作品が「雪女」という曲を入れさせていただきました。これから秋、冬と寒い日が近づいてまいりますが、そんな季節に聴いていただきたくなるような、女性の情念と愛する人に対しての思いを描いたとてもドラマチックな作品でございます。

Eタイプは「対馬海峡」という作品です。私、九州・福岡出身なので、デビュー当時、キャンペーンで壱岐対馬辺りを回らせていただいて、島でいろいろと歌わせていただきました。地元の方々がたくさん来ていただいて、すごい喜ばれたことがありました。その大好きな思い出のある対馬海峡を歌にしていただきまして、出来上がった歌謡曲の作品です。胸がちょっと切なくなるような、また新たな決意と生きるための自分の思いを表現した作品となっております。

そしてFタイプが「桜のように」という作品です。今年の冬が終わるとまた来年の春、桜が咲きます。人生でも、一度咲いた花は枯れてしまうけど、また咲かせることが出来るんだということ。そして自分自身も、愛があるから歌ってこれたし、愛を伝えたくて歌ってきたんだと、そんないろんな思いや心の中を表現してくださった作品です。

3タイプのカップリング、どの曲も思い入れがありますし、一曲一曲に対して、すごく愛情をかけて歌っているので、そんな思いを感じて、それぞれ楽しんでいただけたらうれしく思います。

ジャケットも秋らしい色をチョイスしまして、お写真を撮りましたので、見ていただいても楽しんでいただきたいですし、音楽もじっくりと楽しんでいただきたいと思います。