フジテレビの定例会見が30日、東京・台場の同社で行われた。

俳優福山雅治(53)主演のドラマ「ガリレオ」シリーズが、17日放送「禁断の魔術」が世帯視聴率10・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率6・4%、24日放送劇場版映画「容疑者Xの献身」が世帯視聴率が8・8%、個人視聴率5・2%をマークした。

編成担当の大多亮専務(63)は「『ガリレオ』シリーズは、いずれも高視聴率をマークした。15年前(07年)から続く、息の長い貴重なコンテンツ」と話した。

また、シンガー・ソングライター吉田拓郎(76)の最後のテレビ出演となった7月21日放送の音楽バラエティー「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」の個人視聴率6・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に対し、13歳から49歳までのコア視聴率が6・4%と上回った。

大多専務は「若い人も見てくれたということ。驚き、うれしい。視聴率の奥深さを見た気がする」と話した。