福士蒼汰(29)が17日(日本時間18日)フランス・カンヌで開催された、世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM CANNES 2022」に出席し、レッドカーペットを歩いた。

福士は、23年に世界同時放送&配信の大型国際連続ドラマ「THE HEAD」Season2(日本はHuluで独占配信)の主要キャストに選ばれており、同作で共演した英女優キャサリン・オドネリーとオリヴィア・モリス、アイルランドの俳優モー・ダンフォードと、制作総指揮のラン・テレムとともに参加。自身、初となるMIPCOMでのレッドカーペットでは、長期の撮影をともにし、仲良くなった出演者と歩き「ワクワク感とドキドキ感の両方があり、すごく高揚している感覚がありました!」と笑顔で語った。

また18日には、ホルヘ・ドラド監督も参加してのパネルディスカッションにも出席。唯一の日本人で、今回が初めての国際作品への参加について「どんな体験だったか」と聞かれると「この役を演じることができて、また今日ここに参加できることは、とても光栄です」と、流ちょうな英語で口にした。

その上で「役をもらえた時は、とてもエキサイティングでしたし、同時に緊張も覚えました。海外の人と一緒に仕事をしたいというのが僕の夢の1つでしたので、海外作品に出演する夢が実現し、本当にうれしかったです」と続けた。そして「日本人として、外国で仕事をするのは時に困難なこともあります。日本では、めったに日本語以外でコミュニケーションを取る機会がないので、初めての経験も多く、苦労しました。でも、自分は新しいことに挑戦するのが好きなので、このチャンスに向けて精いっぱい、努力し、また準備も入念に行って撮影に挑みました」と日本人だからこその苦労と、作品にかけた意気込みも語った。

福士は11年の俳優デビュー以降、海外進出を目指して英語のトレーニングを続けてきた。さらに、アクティング・レッスン(英語での演技指導)で磨きをかけ海外のオーディションも受けてきた。そうして、俳優デビュー10年余りで、エミー賞を受賞し、世界的にヒットした米ドラマ「HOMELAND/ホームランド」も手掛けたテレム製作総指揮の目に留まった。

3月から2カ月にわたった座長公演「いのうえ歌舞伎『神州無頼街』」の間にオンラインでリハーサルを重ね、東京公演の千秋楽2日後の5月30日にスペインに渡航。せりふは全て英語でロケも全編スペインと、初挑戦尽くしの撮影に挑んだ。作品の詳細は、ある科学ミッションを担い、太平洋の真ん中を航海する巨大貨物船が舞台ということ以外、明かされていない。