笑いが絶えなかった。ダウンタウン浜田雅功(59)が10月上旬に、MCを務めるTBS系バラエティー「プレバト!!」(木曜午後7時)の放送開始10周年を記念した囲み取材に応じた。与えられた時間は10分のみ。収録直後の実施となったが、浜田は疲れた顔もみせず、我々の質問に気さくに応じ、笑わせてくれた。
収録が終わるとすぐにスタジオにメディアが招かれ、浜田を囲んだ。担当者が「今回は10分のみの実施となります」とストップウオッチ片手に再び呼びかける。すると浜田が「外タレやないんやから。イメージ悪なるやろ」と突っ込み、やや緊張感のあった空気が一気に和んだ。
取材では番組の思い出や司会業の極意、相方の松本人志とコンビ結成40周年を迎えたことなどの質問に丁寧に応じた。「プレバト!!」は10年の歴史の中で内容を少しずつ変え、人気番組に定着。今は俳句や水彩画、色鉛筆などのお題で芸能人の隠れた才能を専門家が査定し、ランキング形式で発表している。俳句で番組史上初の永世名人となった梅沢富美男と浜田のかけ合いは名物のひとつでもあり「始まった時はいろいろ試行錯誤して今ですから。梅沢さんにもわけわからんマント着せてとかいろいろ。知らないでしょ? それがやっぱり印象がありますね」と懐かしそうに語った。
浜田がMCを務める番組は収録時間が短いという質問もあった。これには自身も「そうなんですよ」としつつ「短くないですよ~。今日の1本目の俳句長かったもん」と笑わせた。「よくしゃべる方が来られるとどうしてもそうなります。でも、それをむげには…たまにはやりますけど」とニヤリ。現場の空気感を大事にしていると語り「やっぱり編集してできるっていうもんではなくて、現場で空気を作ってというのを、僕はそれをやっているので。ここずっと聞いていてもしゃーないなというときはスパッと切りますし、テンポを考えています。短いと思わないんですけどね」。
共に取材に応じたMBSの清水麻椰アナウンサー(26)が「他の浜田さんクラスの司会者の方の収録は2時間押しとかもあるみたいです」と紹介すると、「え、考えられへん」と驚き、「収録現場に(夜の)7時までおったらだめですよ」と一言。すぐに「何を言わすねん、お前」と不意打ちのタイキックを浴びせる。清水アナは「初めて蹴られました」と驚いた表情をみせ、会場は笑いに包まれた。
写真撮影でも浜田の突っ込みは止まらず「レンズ長ない?」「1ショットいる?」などと指摘しながら笑顔で応じた。「では、またよろしくお願いします」。時計の針はちょうど10分。めったにメディアの取材には出てこない浜田だけに、貴重な時間となった。【松尾幸之介】



