お笑いコンビ、くりぃむしちゅーの有田哲平(51)が、25日午後9時からインターネットテレビ局ABEMAで放送された「有田哲平の引退TV」第1回で、アンジャッシュ渡部建(50)と対談した。

「有田哲平の引退TV」は前日24日、ABEMAが放送した緊急記者会見の中で、有田が自ら「私、有田哲平は、極めて近い将来、芸能界を引退致します」と告げた上で、番組のスタートを発表。「私が引退するのだから、だったら、あなたも引退しませんか? と、いろいろな人に引退を促しに行く。あの人こそ引退した方が良いだろう、という人に、引退勧告をしに行く」と、番組の趣旨を説明していた。記念すべき第1回のゲストに選ばれたのが、今年2月に、不倫騒動で活動を自粛した20年6月以来、約1年8カ月ぶりに活動を再開した渡部だった。

有田は自らの引退発表について「突っ込んでくれとか、そういうことを言っているわけではない。具体的に、いつとかは決めていない。極めて近い将来としか言えないんだけど。その報告も1つと」と説明。その上で「もう1こ、提案で…僕も引退するんで、一緒に引退しませんか? 特に謹慎したわけでない、僕も引退するんです」と渡部に引退を求めた。

渡部は「何ですか、これ? 俺、復帰したばっかですよ。何ということを。全然、分からない、意味が。ちょっと、待ってください。だったら、せめて自粛期間中に誘ってください。復帰してからじゃなくて」と慌てた。有田が「もう、いいんじゃないかな? 別に引退しても変わらなくないか?」と突っ込むと、渡部は「ちょっと待ってください、判断、早い。もう1、2年、この状態だったら、もう1回、その話を聞きます。決意をして戻ってきたので、もうちょっと粘らせてください」と返した。有田が「休んでる時に相談に行ったら、そうしましょうかってなっていたかも知れない?」と投げかけると、渡部は「本当に話次第なら…なっていたと思います。(引退を)考えていたんで、ずっと僕も」と、謹慎期間中は引退も考えていたと振り返った。

有田は渡部に「『有田哲平の引退TV』っていう番組でございまして。僕が引退するので、一緒に引退させようって人のところに、回っていこうと思って」と、渡部に対談が「有田哲平の引退TV」の企画だったと説明。渡部は「『引退TV』って番組ですか? それで、俺が第1回目…すげえ喜んで来たのに。やっぱり有田さん、優しいなって思って。最も辞めさせたいってことでしょ?」と返した。有田が「一緒にどう? っていう提案ですよ」と引退を誘うと、渡部は「で、俺が第1回? すげぇ、喜んできたのに…最も辞めさせたいってことだから。何で辞めるんですか?」と質問。有田は「何て言うわけじゃない。いつか辞めるじゃない」と返した。