NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜)の1日に放送された第44話の平均世帯視聴率が16・1%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・1%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第10話の16・9%。

時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。

あらすじは、柏木学生(目黒蓮)と苦手な着陸のイメージトレーニングに励む舞。持参した手作りのレバーを褒めらた舞は、そのレバー作りを手伝ってもらった父親のことを話した。すると柏木学生からは国際線の機長をしていた父親の話を聞いた。翌日、飛行訓練は突然の飛行空域変更になった。柏木学生はその空域の予習もしていると大河内教官(吉川晃司)を納得させて、最初に訓練飛行に臨んだ。しかし、途中で現在地を見失う過ちを犯し、さらに次の訓練飛行でも現在地を見失った。翌日、雷雲が近づいている状況での訓練飛行をするべきかどうか、柏木学生と舞らの間で意見が分かれ、険悪な雰囲気になった。