NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜)の6日に放送された第47話の平均世帯視聴率が15・6%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・7%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第10話の16・9%。

時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。

あらすじは、プリソロチェックを終えた舞らに大河内教官(吉川晃司)から結果を伝えられた。柏木学生(目黒蓮)は無事に合格。着陸で不安を残した舞も何とか合格した。大河内教官に気にかけていた着陸のことを訪ねると、冷静な判断で着陸を取りやめ危険回避をしたことを評価、しかしセンターラインを外した着陸を改善するよう指導された。水島学生(佐野弘樹)だけが不合格になり、3日後に再審査することになった。しかし再審査でも挽回できずに退学となった。水島の悔しい思いを知り、舞らは涙して別れを惜しんだ。