フジテレビ系で5日深夜に生中継されたサッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦、日本対クロアチア戦(深夜0時キックオフ)の平均世帯視聴率が、5日午後11時40分からの150分間が34・6%、平均個人視聴率は20・1%だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。
試合開始前から延長戦、PK戦を含め約190分間にわたって生中継しており、6日午前2時10分からの50分間は平均世帯視聴率30・5%(平均個人視聴率は17・5%)だった。
世帯視聴率34・6%は、同局サッカー中継としては歴代7位。現行の方法で測定開始した96年10月以降で、午後11時以降開始の中継では、2日早朝に放送した1次リーグ「日本対スペイン戦」(午前3時40分~同6時10分)の22・4%を抜いて歴代最高の数字だった。
毎分最高視聴率は38・3%だった。6日午前1時48分、同51分で、それぞれ後半アディショナルタイムに突入した直後と後半終了のタイミングでマーク。毎分最高個人視聴率は同48分、50分、51分に22・2%を記録した(いずれも関東地区)。
◆フジテレビサッカー中継歴代高世帯視聴率ベスト7(ビデオリサーチ調べ・関東地区)
▼1位「2002年日韓W杯グループL・日本対ロシア」(02年6月9日)66・1%
▼2位「1998年W杯アジア地区第3代表決定戦・日本対イラン」(97年11月16日)47・9%
▼3位「2018年ロシアW杯グループL・日本対ポーランド」(18年6月28日)44・2%
▼4位「1994年W杯アジア地区最終予選・日本対韓国」(93年10月25日)38・0%
▼5位「2001年コンフェデレーションズ杯決勝・日本対フランス」(01年6月10日)37・9%
▼6位「1998年W杯アジア地区最終予選・日本対カザフスタン」(97年11月8日)37・2%
▼7位「2022年カタールW杯決勝T1回戦・日本対クロアチア」(2022年12月5日)34・6%