女優川口春奈(27)主演のフジテレビ系連続ドラマ「silent」(木曜午後10時)第9話が8日に放送され、平均世帯視聴率が8・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日、分かった。

初回から6・4%、6・9%、7・1%、5・2%、7・9%、7・9%、7・7%、7・9%、7・9%だった。

平均個人視聴率は5・2%だった。初回から3・5%、4・0%、4・1%、2・9%、4・7%、4・6%、4・5%、4・4%だった。

最終話となる22日は、15分拡大での放送になることが決定した。本作が放送枠を拡大するのは初回放送(10月6日)第8話放送(12月1日)に続いて3度目となる。

川口演じる主人公の青羽紬は高校2年の秋、朝礼で耳にした佐倉想(Snow Man目黒蓮=25)に心を奪われる。3年で同じクラスとなり付き合うことに。だが、卒業後のある日、これからも一緒にいたいと思う紬に対し、想は理由も言わずに突然、別れを告げて姿を消してしまう。それから8年という月日が流れ、紬は偶然、雑踏の中に想の姿を見かける。想は徐々に耳が聞こえにくくなる“若年発症型両側性感音難聴”を患い、聴力をほとんど失っていた。

第9話で、久しぶりに実家に帰ってきた想は空になったCDラックを見て、大学にサッカー推薦で入ったものの、耳が聞こえにくくなったことで部活を辞めてしまったことや、紬に別れを告げると決めた日、母・律子(篠原涼子)に、友達には病気のことを隠してくれと伝えたこと、そして大好きな音楽から自分を遠ざけてきた過去を思い出す。

一方の紬は、東京の部屋でCDを整理しながら音楽への思いについて考えていた。ある用事のために実家へ戻っていた湊斗(鈴鹿央士)は、偶然にも同じタイミングで想も実家に帰っていることを知り、会いにいくことにする。