お笑いコンビ・さや香が7日、大阪市内の森ノ宮よしもと漫才劇場で行われた「学祭KING2022」に出演し、決勝進出を決めた「M-1グランプリ2022」への意気込みを語った。

M-1前となる学園祭での漫才は調整の場にもなるといい、石井(34)は「ネタを飛ばしたこともある。学祭で漫才するのはありがたいので、経験を生かして頑張ります」と話した。さや香が出演した学園祭は16校で、東西合わせて7位だった。新山(31)も大一番を前に「ベストを尽くせるように。結果は後から付いてくるという形でいきたいです」と意気込んだ。

「学祭KING2022」は、今年、最も学園祭に呼ばれたよしもと芸人を発表するイベントだ。「学祭キング」には同数となる20校で祇園とヘンダーソンの2組が輝いた。

2年連続1位となった祇園の木崎太郎(36)は「絶妙な知名度と絶妙なスケジュールの空き具合。キングのコツはみんなの2位になることです(笑い)」と要因を語った。M-1決勝へ意気込むさや香に、木崎は「リラックスして頑張ってください」とエール。ヘンダーソンの中村フー(35)は「また来年学祭で一緒になりましょう」と、それぞれキングの立場からエールを送り、笑いを誘った。

M-1決勝は18日に行われる。【波部俊之介】