21年9月に5年半通った高校を卒業したことが話題となった、黒木ひかり(22)が8日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画「近江商人、走る!」(三野龍一監督、30日公開)完成披露上映会に登壇。「(21年5月の)撮影の時、高校生でしたが、しっかり卒業させていただきました!!」と胸を張った。

黒木は劇中で、主演の上村侑(20)演じる近江商人の銀次とともに、米屋で働く楓を演じた。ただ、薬売りの喜平を演じ、この日は司会も務めた、とろサーモン村田秀亮(43)から「(撮影時に)近江商人のことは、ご存じでしたか?」と聞かれると「いやぁ…知らなかったですね。というより、読み方が、まず分からなかった」と苦笑した。

村田から「近江という文字が?」と重ねて聞かれると「そうですね、まず調べることからスタートする形ではありましたが」と答えた。さらに「近江商人のことを知ってみて、いかがですか?」と質問を畳み掛けられると「もちろん、今では分かっていますけども…全部、1から説明しろと言われても、間違っちゃうんじゃないかと不安がある」と本音を吐露した。

その上で「マネジャーさんも、私が頭が弱い(悪い)ことを分かってくれた上で『今で言えば、Amazonの会社みたいな感じだよ』と」と、担当マネジャーから、近江商人について分かりやすい説明を受けたと明かした。そして「あぁ、それは、すごいわと思って。その(撮影)当時は『近江商人はAmazonだ!』と思いながら、どれだけ、すごいかという感覚でやっていました」と笑いながら振り返った。