NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜)の23日に放送された第77話の平均世帯視聴率が16・1%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・1%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第10話の16・9%。

時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。

あらすじは、舞はIWAKURAに正式な社員になって4年の月日が経過し営業のエースとして活躍していた。会社の業績も右肩上がりで、めぐみ(永作博美)は増える発注数に合わせ新たな機械を増やすか悩んでいた。貴司(赤楚衛二)は八木巌(又吉直樹)から引き継いだ古本屋デラシネで長山短歌賞に応募する短歌を作り続けていた。舞は父浩太(高橋克典)の夢だった“航空機に会社の部品を載せる”その航空部品を作る道筋を考えていた。そんな時、めぐみは航空機産業参入支援セミナーがあることを知り、参加しようとめぐみに提案した。